満月の夜
降り続いた暖かい慈雨が止み、
昨夜見そびれた満月と目が合った。
至高的な体験をどのくらいの人がしてるかしら。
スピリチュアルな
不思議な体験を
どれくらいの人が記憶に持っているだろうか。
私が18歳の時に出会った朗唱詩人は、
若い頃、事故に遭った。
大きなトラックとの間で
危ない、と
運転していた車のブレーキを思いっきり踏んだつもりが
それは、
アクセルだった。
何十年経った今も踏んだのは
アクセルだったと自信を持って覚えている
と言っていた。
だけど、何故か車は止まった。
大きなトラックとトラックの間で
命を取り留めた。
天の手袋が
降りてきて止めたのだろうか。
今から何十年も前に聞いた話だが
似たような体験を時折聞く。
ある人は小学生の頃、公園で遊んでいた。
ジャングルジムのような高いところから
コンクリートで出来た固いたたきに
頭から落ちた。
頭が割れてるかと思うほどの落ち方。
でも、無傷だった。
又、天の手袋が降りてきた。
この人は言う。
あれが、初めてのスピリチュアルな体験だと。
こんなことが、誰にでもあると思う。
その後、それをどんな風に自分の人生に置くかは、
人それぞれ。
誰にでもこんな体験があるのではないかしら。
絶対アクセルを踏んだが車が止まった人は
朗唱詩人になり、
公園で無傷だったことを
不思議な体験として心に留めた少年は、
海外で企業戦士を全うしながら、
瞑想をマスターし、今も不思議なものの真理を追っている。
顕在意識はわずか5%
潜在意識がほとんどだとすれば
こんな体験はどこからか、
その人に必要があって降りるのだろう。
その体験をどのくらい掴んだまま
生きていくのかは、それぞれだが。
案外、と言うか、
当たり前に、と思うのだが、
その人の生きる道の先に
その不思議な体験があって、先導してるように思う。
先を歩いていて
その後から肉体を持った自分が歩いてるだけなのだ。
誰かのことを思い出したら、その人から電話があったり、
こうなるかな、と思うと叶ったり、
いつも、予感や思い、イメージがその人の先を照らすランプ。
その予感や不思議な体験を
そんな筈はないと、消さないことが良いかな。
あなたにとって必要な情報だから。
あなたにとって必要な体験だから。
そんなことから、感度良く毎日が回っていく。
いろんなサインを冷静に掴んで、
毎日生きよう。
一日遅れの満月を見てたらこんなことを思った
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