「旧年と新年の間に」
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2020年
新年明けましておめでとうございます。
暖かい元日。
お正月はみなさんがゆったりしてるので、
本当に空気がゆっくりやわらかいですね。
なんて分かりやすい✨
昨夜は月よみ会の方々と大祓、年越しの食事後、
21時過ぎに帰宅し
お正月の支度に取りかかりました。
黒豆を煮て、お煮しめ作り
お掃除をしてないところもやり
お花をあしらって、お雑煮のお出汁をとり、
オードブルやおせちをざっと作りました。
神棚とお仏壇もきれいにして
それぞれお好きそうなものをお供えし
お酒やワイン和菓子を並べ
家中の善いものを召し上がってくださいね✨
という感じです。
四人のお皿とお箸を並べたら
毎年のことですが午前3時を過ぎてました。
日没とともに一年が終わり日の出迄の間が 旧年と新年をつなぐ時。
この間の時間は、旧年でもなく
新年でもなく
おごそかに、明けようとしている「新年」を
迎えるためにあるような気がします。
私は、このバトンタッチの時間が好き。
普段、何役もやりながら生活してるので
行き届かないところだらけ。
それをひとつひとつ詫びながら、
新しい年神さまが
うちだけ飛ばして行かないように。
身体はふらふらなのですが、
お料理しながら、気持ちは整っていきます。
昔、祖父の家でも夜更け迄、お正月の準備をしていました。
お手伝いのキミちゃんはお節料理を仕込みながら、
除夜の鐘が鳴っても
絶対に元日の朝になるまで
「おめでとうございます」
を言わない人でした。
7人の叔母たちはそれぞれ
頑固なキミちゃんに文句がありそうでしたが
今私も、あの時の祖父の家のように
夜中までお節を作りながら
「キミちゃんは、正しかったな✨ 」
と、笑いながら思うのでした。
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