「弥生 しんせつなともだち」

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6日に「啓蟄」
7日が旧暦の2月1日となり、ここから行きつ戻りつしながら
春に向かいますね。

天王星も、自らのお財布である「所有・経済の場所」に7年滞在の後、
この6日に「学習やコミュニケーション」の場所に移ります。

経済的な問題、稼ぎ方、自分が生きるために必要な財や物質について
どのひとも模索しながらこなして来たはずです。

それらがひとまず収束し、新たに自分に必要な勉強や習い事、
新しい知恵を得る為に身近な生活のリズムが変わっていくように
なるかもしれません。

新しい風が自分の身体の中に吹いてくるような予感を無視せずに
来たものを感度良く受け取ってください。

未来は今ここの場所から遠い先にあるように、
思ってる人が多いかもしれませんが、
未来は向こうからいま此処に流れてくるのです。

追いかけるのではなく、受け取るもの。
欲しい未来だけ 観たい未来だけ 受け取るのです。

遠慮なく、誰からも指図されず
生きたいだけの、自分の未来を。

今二十歳になる三男の小学校の卒業式でPTA会長として、
祝辞を述べる機会がありました。

かわいい一年生から緊張している六年生まで並ぶ中、
「しんせつなともだち」という絵本の話をしました。
一年生のときに学校でよく読んだ本でした。

寒い雪の日がつづく中、うさぎが自分の見つけた二つのかぶを
ひとつは食べ、ひとつは雪の中で食べものに
苦労しているに違いないお友達に届けます。

それを次々と動物たちはともだちを案じて届け、
最後はうさぎのところまで返って来ます。

戻ってきたかぶを、友達がわざわざ持ってきてくれたんだと、
うさぎがわかるお話です。

立派な祝辞が続く中、拍子抜けした空気になりましたが
あとで、このうさぎの話しか覚えてないと子どもたちに言われました。
大人からも先生方からもでした。

立派な未来がポンと現われるのではなく、
今日が点となってつながっていく。
楽しい今日があれば楽しい明日が来て、
それがずっとつながっていくように思います。

自分がしんせつな人であれば、
しんせつなともだちに囲まれるでしょう。
必ず目の前に現れる人はどこか自分ですから。

そう思えるまでに、ずいぶん時間がかかる人がいますし、
かつての自分も又そうでした。

この数式のような方程式が分かると、
人生はくるくる回り出します。

人は、肉体がありますから
今回どこまで進むかはその人それぞれです。

速い遅いではなく、自分の納得した人生が進み出せば、
又、次の回でも魂の目的に沿った生き方になるでしょう。

そのために、できるだけ自分を俯瞰して観ることをお勧めします。
苦しいとそんな目は持てませんが、苦しいときほど勇気を出して
シャッターを降ろさずに見て欲しいのです。

いまの自分をきちんと観れた時には、
問題のほとんどは無くなっています。

古今東西の先人たちが積んだ占いの叡智、
世の中に沢山あるセラピーや瞑想、
身体を整える術、武術、命をいただく食事、
何か自分に合ったもの、ぴんときたものを選び、
先ず今の自分を知ることにつきます。

身体も、心も、神経の太さも、一人一人違いますし、
生命を受けたルーツも違います。

自分を知る術として、占いも使って欲しいと思います。

生まれ持った地図のようなものは、東西の出生図に、
エネルギーの向きや大きさは気で観る、
動く時には、方位学を、
身体の不調は、先祖から食べてきたものを、
過去世をみるのはヒプノセラピーを。

この世にあるものを使って
自分を知り、生きたい自分を生きる。

そうすれば、その人の魂はどんどん光り輝き、
スムーズにすすみます。

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