嫉妬の多い人は、向上心が多い人?

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梅雨に入り、ドラマチックな雨が降っている。
海も川も
霧も雨も
形のない水の姿にいつも癒される。

この土地に住んで20年を過ぎた。

今やっと、
この季節に南風が吹くと
生暖かい海の体温を運んで来ることや、

庭の樹が花をつける順番、
ブラックベリーが赤くなる前に
ライラックの花が落ちることや、

足元で紫陽花が咲く頃の空気の湿り具合を
察知出来るようになった。

庭の花木は、自然界の法則に忠実で
街で育った私でも言い当てられるようになったが、
人の気持ちはいつも意外性を持っている。

「嫉妬」という感情について考えてみた。

自分の気づかない心の奥底に潜んでいたり、
いつも仲の良い友人から受けたりすることも意外にある。

私も、よくこれに気づかないのだが、
嫉妬される方は気づかないことが多い。

同僚の嫉妬
親子の嫉妬
パートナーの嫉妬
親友からの嫉妬

そう、嫉妬は遠いところにあるのではなく、
たいてい身近なところにある。

本人が気づかなくても
その人の周りに嫉妬のエネルギーが
充満していることもある。

嫉妬のエネルギーを生む方は、
羨ましい、こんな筈ではないと
妬み嫉み
他と己を一緒にすることから始まる。

それが現実であれ、想像であれ、
嫉妬する対象を自分の中に取り込んでしまうのだろう。

そしてそのモノになりたい程、
愛憎する。

不思議な現象。

犬や猫も嫉妬するのかしら。
こちらをかまって、という
可愛い嫉妬はあるかもしれないが、
それはまた別物。

ダウジング占いで、
その人の資質を観ていく点数表をよくやる。

人間関係で悩む時、
習い事の教室で悩む時、
この点数表が一目瞭然になる。

10点満点中何点その要素があるのか見るのだが、
点の高い低いが良い悪いではなく、
そのままの持っている資質だ。

「ファンダメンタル占い」と名前をつけた。

私のダウジングがどのくらいの確率なのかは
わからないが、
クライアントの話を聞きながら
本人を含む関係者を点数で観ていくと
その資質がはっきりしてくる。

嫉妬が多い人は、一概には言えないが
向上心が多いということもわかった。

もっと出来る自分、
もっと素敵な自分、
もっと愛される自分になりたいが為に
身近なモデルに嫉妬していることもある。

今ある等身大の自分に感謝できない、
自分を取り巻くいろんなことが
理不尽に思えてならない
のかもしれない。

しかし、何から何まで別の存在に
嫉妬するのはどうだろうか。

みんな
今がいちばん若い。

今いちばん持っている。
今自分はすべて持っているのだ。
必要なものはみんなすべて持っている。

この瞬間にいつもすべて持っているのだから、
安心すれば良いと思う。

こんなことを言うと随分説得力ないかも知れないが、
真実だと確信している。

完全ですべて持っている自分から
スタートするのはどうだろう。

満足な自分から今がスタートすれば
いつも追いかけなくてもいい。
いつも足りないと思わなくてもいい。

みんなどのひとも必要なだけ持っているとしか
思えてならない。

小さい時からそんな風に友達を見ていた。
持っているものが違うんだけど
持っている量はおんなじだ。
ほんとうにみんなが同じ分量を持っている。

神様はすごいなあと
今日みたいな雨の日に考えていた小学校の頃。

大人になっても雨の日の思考はあんまり変わらず。

今、それを占いというツールや
自分の鑑定方法で人に伝えられることがうれしい。

もっとわかりやすく、
もっと悩んでいる人の役に立てるようになりたいと考えながら、
雨の日にぼんやり考えていた幼い頃の
自分がつながっていることもおもしろい。

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